2023年11月12日(日)におかやまマラソンに出場してきました。
目標としていたサブ4は達成できたのか。
おかやまマラソン初参加
おかやまマラソンは今年で第7回の開催になります。
前年はコロナの影響で規模を縮小して開催したようですが、今年は定員を15,000人に戻し、ファンランの参加者も含めると16,400人が参加する大会となりました。
私は、おかやまマラソン初参加。
フルマラソンは前年の国宝松江城マラソン以来2回目です。
(松江城マラソンも楽しかった。)
まず、おかやまマラソンの規模に驚きです!
松江城マラソンが参加者4,000人の大会であったこともあり、その参加者の人数に驚きました。
岡山駅周辺はランナーだらけ。
電車もホテルもランナーでいっぱい。
「マラソンをする同士がこんなにいるのか」と一人でテンションが上がっておりました。
また、大会の運営が素晴らしい。
これだけの参加者がいるにも関わらず、前日の受付からレースが終わるまでの間、何一つ困ることはありませんでした。
岡山駅についてから会場までは各所に案内のスタッフが立っており、初参加でも迷わずたどり着けました。(駅から会場までは20分くらい歩きます。)
会場の動線もスムーズで16,400人が参加しているにも関わらずさほど混みあうことなく移動できました。
学生であろうボランティアスタッフの方も大勢参加しており、大会を支えてくれていました。
(前日受付の様子)
過去6回の大会の経験によるものだと思いますが、ストレスなくレースに参加できたことに感謝です。
走りやすいコース設定
おかやまマラソンは、岡山市の中心部を走る爽快感を味わえるコース設定となっています。
岡山県総合グランドからスタートして、岡山駅、岡山市役所前など市内の中心部を走ります。
道路はすべて通行止めにしており、普段は走れない道路のど真ん中、それも市内の中心部を走ることができる爽快感はマラソン大会の醍醐味ではないでしょうか。
コースは、比較的アップダウンが少ないコースです。
橋を越える際の坂が何箇所かありますが、それ以外は平地をひたすら走ります。
(おかやまマラソン2023 コース紹介より)
30キロ地点の岡南大橋の上り坂が一番の山場です。
一番きつい上り坂の中腹ではスペシャルアンバサダーをつとめる有森裕子さんがハイタッチでランナーを鼓舞してくれます。
さすがコースを監修されているだけあり一番きつい場所を心得ておられます。
この山場を越えると、ラーメンが提供されるラーメン広場というエイドステーションがあります。
おかやまマラソンの名物のようでおいしい岡山ラーメンが食べられます。
私は勝負レースであったため立ち寄りませんでしたが、参加者にはうれしいおもてなしです。
沿道からは常に大きな声援を送っていただき、走っていて楽しいコースでした。
おかやまマラソンレポート
本番当日。
数日前の予報では晴れると聞いていましたが曇り空で少し肌寒い天気。
小雨もぱらついていました。
レースの天気としては暑すぎずよかったかと。
(みなさんスタート地点に向かっています。トイレは長蛇の列)
(レース10分前)
8時45分、スタートと同時に16,400人が一斉に走り出します。
岡山駅前の大通りをランナーが道幅いっぱいに埋め尽くして走る光景は圧巻でした。
(スタート直後)
10キロぐらいまではランナーがバラけず密集して走っていましたが、走りにくいというほどではありません。
ただ、序盤のエイドステーションは、ランナーが集中し、走りながらの補給が難しかったです。
特に10.8キロ地点の最初の給食では、シャインマスカットが提供されたため、ランナーがシャイマスカットに殺到。
私もマスカットに引き寄せられてしまいました。
とてもおいしかったです!
エイドステーションでは、岡山の名産が多く提供されていました。
岡山に本社がある、かばや食品さん大活躍。
塩分チャージタブレッツの無料配布は助かりました。
(かばや食品さんの小さなメロンパンクッキーは普段から子供と食べております)
おかやまマラソンへの給食の提供により開発されたという「スポーツきびだんご」もおいしかったです。包装されているため、何個かポーチに入れて都度補給させていただきました。
残念だったのは20キロ過ぎのエイドステーションで提供されたたまごせんべい。
おいしいのでしょうが、走りながらのせんべいは厳しいものがあります。内臓に負担が…。
もっと序盤での提供のほうがありがたかったです。
各所での応援も気合が入っています。
吹奏楽部や和太鼓クラブ、地元のおじさんバンドなどが思い思いの応援曲でランナーを後押ししてくれます。
ボランティアスタッフも沿道から声援を送ってくれます。
道路に段差がある場合、「段差注意」のプレートをもったスタッフが立っており、細かなところまで行き届いているなと感心しました。
肝心の走りはというと、
今大会の作戦としてはスタートから10キロまでは混みあうため抑えめのペースで入り、11キロ以降は5分30秒/キロペースで走りきる作戦です。
大会の高揚感と沿道の声援、周囲のランナーに刺激され、ハーフのタイムは1時間58分と狙い通りのタイム。
(16キロ付近。対向車線は折り返してきた20キロ付近)
30キロまでは作戦通り、順調に5分30秒/キロペースで走れました。
しかし、30キロ過ぎからは疲れが出てきたのか、ペースが保てなくなりました。
それでも35キロまではなんとか5分50秒/キロペースを維持しましたが、36キロ以降は完全に失速。
30キロ以降のコースはひたすら川沿いをゴールに向かって走るのですが、ゴールが遠く感じられました。
結果、無事完走することはできたものの、タイムは4時間5分と目標タイムに5分届かず!
1年間準備してきただけに残念な結果となりました。
しかし、前年に比べてフルマラソンの自己ベストを15分短縮。
課題であった30キロ以降の走りについても前年に比べて走れる距離とペースは上がっており成長を感じることができました。
30キロ以降もペースを落とさず走り切るにはどんな練習が必要か研究が必要そうです。
(完走メダル。備前焼のメダルだそうです。)
総括
おかやまマラソン初参加でしたが、すばらしい大会でした。
運営側のサポートがしっかりしておりフルマラソンに挑戦してみたいという初心者ランナーの方にもおすすめできる大会です。
エイドステーションも充実、勝負レースでなければラーメン広場にてラーメンも楽しみたいところです。
またぜひ参加したいです。
広島も同じようにフルマラソンの大会を企画してくれないだろうか…
(レース中にラーメンを食べれなかったので帰りに食べました)
(娘からの手作りメダル。なによりうれしいメダルです。)