税金(その他)

令和6年分 年末調整を行う際の定額減税の注意点

令和6年の年末調整は定額減税の対応が必要となります。 例年の年末調整業務に加えて「定額減税の計算」と「様式の対応」が必要となるため解説していきます。 年末調整の際の定額減税の計算 年末調整は給与計算ソフトなどのシステムで計算を行っている事業...
事務所運営

工数分析で時間単価を見える化する

私は、日々の業務について顧問先ごと・業務ごとに工数(投入した時間)を集計し、分析を行っています。 工数分析は業務改善に大いに役立つと感じています。 工数分析の目的 工数分析では、お客様ごと、業務ごとに投入した時間を集計し、どのお客様のどの業...
事務所運営

若手税理士に依頼するメリット

私は1986年生まれで現在38歳(令和6年9月時点)ですが、開業してからというもの「若手税理士」という括りで扱われることがたびたびあります。 30代後半といえば世の中的には中堅、業界歴14年であればベテランと言われてもおかしくない年齢ですが...
税金(その他)

定額減税 退職者の源泉徴収票の記載の仕方

定額減税の影響により令和6年の源泉徴収票の記載方法がややこしくなっています。 年末調整を行う前に退職した従業員の源泉徴収票の記載について解説します。 年末調整をした場合 令和6年の年末調整をした際に作成する源泉徴収票には、源泉徴収票の摘要欄...
事務所運営

チャットツール 公式LINE、電子会議室を利用する

当事務所ではお客様との連絡ツールとして電話、メール以外に公式LINEとマイコモンの電子会議室というチャットツールを利用しています。 なるべく電話・メール以外で連絡を行う お客様との連絡は、なるべくチャットツールを利用するようにしています。 ...
雑記

2024年生成AIの進化で感じた衝撃

AIの進化は確実に税理士業務に影響を与えています。 特にここ数年のAIの進化はすさまじいものがあります。 AIにより働き方が大きく変わった 以前から、AIの進化は税理士業務に影響を与えるであろうといわれてきました。 2014年のオックスフォ...
事務所運営

開業から4カ月を振り返る

2024年4月1日に事務所を開業して4カ月が経過しました。 開業してからの4か月間を振り返ってみます。 開業1カ月目 期待と希望と少しの不安を胸に独立開業した2024年4月。1カ月目は、挨拶回りと事務所の体裁を整えることに多くの時間を割きま...
独立について

ゼロスタートの強みについて考える

独立開業から4カ月が経過しました。 事務所を引き継いだとか、親が税理士だとかいうこともなく、ゼロからのスタートです。 ゼロからというのも悪いことばかりではありません。 ゼロから独立開業することについての強みについて書いてみます。 ゼロから始...
消費税

インボイス制度 税務調査でどこまで確認されるのか?

令和5年10月1日のインボイス制度導入から1年近く経過し、インボイス制度が始まってから初めてとなる税務調査を経験する事業者も増えていることでしょう。 インボイスについて税務調査ではどこまで確認されるのか気になるところです。 国税庁のスタンス...
事務所運営

開業してすぐに事務所を借りるメリット

私は税理士事務所を開業するにあたりはじめから事務所を借りました。 自宅開業という選択肢もある中で、事務所を借りるメリットを大いに感じています。 事務所を借りた理由 自宅で開業するか、事務所を借りるか、開業を考える際に一度は悩む問題です。 私...
法人税

倒産防止共済が改正!契約解除後の再加入は損金算入に制限がかかります

令和6年度改正で倒産防止共済(経営セーフティ共済)の損金算入に改正が入りました。節税対策に使われている現状に歯止めをかけるためです。 改正の内容 今回の改正により事業者が共済契約を解除し、解除した日から2年を経過する日までの間に再加入したと...
事務所運営

名刺に営業してもらう

ビジネスマンなら誰もが持っている名刺。 初対面の方には必ずお渡しすることになるため、相手に覚えてもらうための工夫をしています。 名刺は優秀な営業ツール 事業を始めると名刺は必須です。電子名刺もありますが、まだまだ浸透しているとはいえません。...
消費税

課税期間の中途でインボイス発行事業者となった場合、基準期間の課税売上高に注意!

インボイス制度開始に伴い、令和5年10月よりインボイス発行事業者となった法人・個人事業者は、令和7年分の消費税申告の際には、基準期間の課税売上高の判定に注意が必要です。 免税事業者であった期間の課税売上高を含めて判定 令和5年10月よりイン...
雑記

利益が先か、経理が先か

私のこれまでの経験上、利益が出ている法人ほど経理のレベルが高い傾向にあります。 経理のレベルが高いから利益が出ているのか、利益が出ているから経理のレベルが高いのかどちらなのでしょう。 経理のレベルが高いと利益が出る? 経理のレベルが高いとい...
独立について

独立するタイミングは思い立った時がベスト!

税理士に限らず、社労士や司法書士、行政書士などの士業の方やその他の資格をお持ちの方の中には、いずれは独立しようと考えている方は多いかと思います。 しかし、いつ独立するのがベストなのかと考えだすとなかなか決断できないものです。 独立のきっかけ...
法人税

要注意!令和6年4月以降、特定資産の買換えの圧縮記帳を適用するためには届出が必要

令和5年度改正で特定資産の買換えの圧縮記帳を適用するための要件として、所轄税務署長に圧縮記帳を適用する旨の届出を提出する要件が追加されました。 土地や建物の買換えを行い、圧縮記帳を適用しようと考えている法人は注意が必要です。 特定資産の買換...
独立について

税理士事務所にロゴマークは必要か?

私は開業にあたり事務所のロゴを作成しました。 もちろんロゴがなくても開業できます。 ですが、これから開業される方にはロゴを作成することを強くおすすめします。 当事務所のロゴマーク こちらが当事務所のロゴです。 私の苗字の「OKAHARA」の...
消費税

インボイス制度 クレジットカードにより決済されるタクシーチケットは回収特例の対象に

クレジットカード決済のタクシーチケットの利用について、インボイスの保存がなくても要件を満たせば仕入税額控除を行うことができる取扱いが示されました。 タクシーチケットのインボイス回収は困難 タクシーを利用した場合、その利用料金について消費税の...
消費税

インボイス制度 インボイス登録を取りやめる場合の手続き

インボイス登録を取りやめる場合の手続きについて解説します。 インボイス登録を取りやめる場合の手続き インボイス制度開始に伴い、多くの免税事業者がインボイス登録を行いました。 盛んに「免税事業者はインボイス登録しないと取引から除外される」と言...
税金(その他)

電子帳簿保存法 令和6年からの電子取引データ保存の義務化には猶予措置の適用を検討しましょう

令和6年1月より電子帳簿等保存制度の改正により、電子取引データの保存が義務化となります。 まだ対応できていない事業者の方は猶予措置の適用を検討しましょう。 義務化に向けて頑張りすぎる必要はない 令和6年1月より電子帳簿等保存制度の改正により...