2024年4月に開業してから1年が経ちました。
あっという間の1年。
この1年間はすべてがはじめてで、毎日新鮮な気持ちで過ごすことができました。
開業してからの1年間を振り返ってみます。
よくできたこと
この1年間で我ながらよくできたなと感じることは、「人に会う」ということはよくできました。
開業してからの1年間でお客様だけでなく税理士、他士業、銀行員、システム業者など多くの方とお会いすることができました。
名刺の発注履歴を見てみると1年間で300枚ほど名刺をお渡ししたようです。
交流の輪が広がったことを感じています。
異業種交流会などに積極的に参加したということもなく、税理士会の会合に参加したり、お誘いいただいた勉強会に参加したり、お客様が増えたりで自然と広がった感じです。
交流の輪が広がったことは事務所運営にプラスに働いています。
入ってくる情報の量と質が上がったことは、そのまま顧問先への情報提供の強化につながっています。
また、私だけでは解決が難しい専門外の相談であっても専門の方をご紹介することで解決の糸口とすることができます。
事務所としてお客様をサポートするための引き出しが増えました。
情報発信の大切さ
思うようにいかなかったこととしては、ブログ、ホームページ、SNSでの情報発信が滞ってしまいました。
予想以上にお仕事をいただけたことで、情報発信に手が回らなかったというのもありますが…いいわけですね。私より忙しくても定期的に情報発信されている税理士はいらっしゃいます。
ご依頼いただいている仕事を疎かにしてはいけませんし、将来的な受注につながる情報発信も欠かしてはいけない。バランスに苦労しています。
試みとして専門性の高い、税務のマニアックな記事を書くのを控えて、自分の考えやスタンスを発信することを増やしたことも滞った要因ではあります。
税務の記事を書くよりも筆が乗らず、更新する腰が重くなってしまいました。
ただ、今後もこの試みは続けていこうと考えています。
契約いただいたお客様の大半が事務所のホームページやブログを見てから決めていただいています。
事務所の考えやスタンスをオープンにすることで、考えに共感した方が契約いただいていると感じています。
そのため、契約後に考えが合わずストレスになるということがありません。
これはお客様にとってもいいことです。
税理士と面談して契約したとしても、考えが合わない、相性が良くないということはあります。
これはお客様が調べても税理士事務所の情報がほとんど出ておらずお互いのニーズが一致しないままに契約してしまうことが原因の一つだと考えています。
ホームページをもっていない事務所はまだまだ多く、ホームページがあったとしても定型的な内容しか記載しておらず事務所の様子がわからないというケースは多いです。
紹介で成り立ってきた業界の弊害ですね。
お客様が自社の事業を支えてくれるパートナー選びに失敗しないよう今後も情報発信は続けていきます。
まとめ
多くの方に支えられての1周年。感謝するばかりです!
今後の取り組みとしては、私ひとりでは限界が来るのが見えていますので一緒に働いてくれるスタッフの採用とお客様へのサービス内容の充実を考えています。
ご縁をいただけたお客様を強力にサポートしていけるようにより一層精進していきます。