名刺に営業してもらう

名刺に営業してもらう 独立について

ビジネスマンなら誰もが持っている名刺。

初対面の方には必ずお渡しすることになるため、相手に覚えてもらうための工夫をしています。

名刺は優秀な営業ツール

事業を始めると名刺は必須です。
電子名刺もありますが、まだまだ浸透しているとはいえません。
紙の名刺を交換することがまだまだ主流ですし、しばらくは変わらないでしょう。

開業にあたり名刺を新しくしました。
開業したては、知名度もなく名前が知られていない状態です。
ただ名刺を渡しただけでは覚えてもらうことはできません。

名刺は、その名の通り「名前が相手に刺さる」ことが重要です。
手裏剣のように闇雲にばらまいても相手に刺さらなければ意味がありません。
捨てられるか、よくて名刺ケースに入れられてそのままになるかのどちらかです。

そこで、覚えてもらうためにいくつか工夫をしました。

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こだわりポイント① 顔写真を入れる

もらった名刺を見返してみてください。
何人の方の顔が思い浮かぶでしょうか。
普段からやり取りのある方なら思い出せるでしょうが、名刺を一度交換しただけの方はほとんど思い出せないのではないでしょうか?

私自身、いただいた名刺を見返してどんな方だったのか思い出せないことが多々あります。
交流会や勉強会など大勢の方と名刺交換したときはまったく思い出せません。

そこで、名刺に顔写真を入れました。

私の名刺は、名刺の半分が私の写真です。名刺を見返していただくと嫌でも目につきます。
一層のこと全面を顔写真にしようかとも思いましたがホストっぽくなってしまうのでやめました。

似顔絵などのイラストにしようかとも思いましたが、イラストから私の顔を思い出すのに1クッション必要となるため、シンプルに写真としました。

名刺を渡しても忘れられたのでは意味がありません。
名刺を見返した時に、この人とはこんな話をしたなと思い出すきっかけになれば効果としては十分だと思っています。

特に士業は、自分自身が商品ですから顔を覚えてもらって損はありません。

実際に、顔写真入りの名刺はまだ少数であるためか、名刺を交換した際には良い反応をいただきます。

こだわりポイント② 写真はプロに撮ってもらう

写真はプロのカメラマンに撮っていただきました。

名刺制作と並行してホームページの制作も行っていたため、ホームページで使う写真と名刺で使う写真を一緒に撮っていただきました。

プロのカメラマンに依頼すると費用はかかりますが、出来上がりが全然違います!
実物よりもよく見えます。

さすがはプロです。

一度撮っておけば名刺だけでなくSNSなど様々な用途で使えますし、名刺で何百枚と使うわけですから1枚あたりにするとコストは高くありません。費用対効果は高いです。

印象を決める写真ですから費用を惜しまずプロに撮ってもらうことをお勧めします。

こだわりポイント③ ホームページのQRコードを入れる

最近の名刺では多いと思いますが、ホームページにアクセスできるQRコードを入れています。

ホームページのURLを載せるよりもサイトにアクセスしてもらいやすくなります。

名刺をお渡ししたところ、その場でQRコードを読み取り、ホームページを見ていただけることもあります。ホームページのアクセスを分析すると名刺のQRコードから見ていただいた形跡があります。

名刺で興味を持っていただき、ホームページに誘導してより詳しく知っていただく。
小さな工夫ですが、積み重ねると営業の成果として大きな違いになってきます。

こだわりポイント④ 世界観を統一する

名刺のデザインは、ロゴやホームページの制作をお願いしたデザイナーの方にお願いしました。

同じデザイナーの方にお願いすることでロゴ、ホームページ、名刺のデザインが統一され、事務所の世界観をぶれることなく表現できます。

名刺とホームページのデザインが違うとちぐはぐ感があり、伝えたい印象がうまく伝わらない可能性があります。

(参考記事)
税理士事務所にロゴマークは必要か?はここから

まとめ

名刺は初対面の方に初めにお渡しするもの。

名刺によってその後の印象が変わってきます。

名刺をお渡しした方から名刺にお金をかけているね、と言われたことがありますがそんなことはありません。
デザインも写真も一度作成してしまえば、数年は使えます。
名刺の印刷代は、写真をいれてもデザインに凝っても料金はほとんど変わりません。
あとは、ひと工夫する手間をかけるかどうかの違いです。

名刺には、優秀な営業ツールとして目一杯働いてもらっています。

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